2012年8月5日日曜日

Original Stealth Fighter

 以前漫画で使用したオリジナルステルス戦闘機です。
デザインは仕事場の先輩アシスタントの黒葉 鉄さん。
モデリングは私が担当しました。三日かけて製作しましたが、
活躍の機会も殆ど無いままお蔵入り…よくある話ですね(苦笑)
 ギャラリーにこのモデルを使用したイラストをアップしました。
良ければ見てください。


2012年8月3日金曜日

ダークナイトライジング


 不意に時間が出来たので、これぞ好機と
『バットマン・ダークナイトライジング』を見てきた。
 
 これを見るまではゲームの「バットマン・アーカムシティ」を最上と考えていた。
 映画には描ける時間の限界があるし、
俳優の肉体が逆にヒーローへの感情移入を微妙に妨げる場合もある
(クリスチャン・ベールの様な素晴らしい役者であっても)
 ゲームなら素晴らしいシナリオを下敷きに業のカリカチュアともいえる数多の怪人たちを相手に
バットマンをプレイするのではなく、バットスーツの内側に入り込んでバットマンが目にしたものを
追体験できる。

 …っていうかベインって誰よ?
ゲームではムッキムキの肉体に
光る液体(タイタン)をザクの動力パイプの如く
ビニールチューブで体中に走らせているキメキメのお馬鹿さんなんだが…
あのダークナイトのジョーカーの後に何が出せる?

 …と思っていたんだよね…見るまでは(笑)
 ヒーローという名の病にかかった人以外には
まるで無意味かもしれないけれどこれは凄い!

『日本人よこれが映画だ!』という挑発的なキャッチコピーのアベンジャーズのスタッフが
ダークナイトライジングの試写会を見て青ざめたというまことしやかな噂も頷ける。
…というより
『これが映画か!』と思わず言いたくなる。
監督も俳優も全てのスタッフが映画でバットマンを描ききるという徹底した
決意の元に作り上げた作品だった。

ノーラン監督は自らの作品『インセプション』のゲーム化にも
取り組む程ゲーム方面に意欲的な人物だし、
直接の交流は無くても『アーカムシティ』の影響はあるかもしれない…
そして製作が決定しているアーカムシティの続編にも
このダークナイトライジングが影響しないとは思えない。
などと想像を膨らませてみる。

シャーロックホームズを基にした『Sherlock』とダウニーJrの『シャーロックホームズ』の様に
バットマンという解釈の幅を許す懐の深い作品のキャッチボールを
目の当たりにできる幸運に感謝しつつ…

今はアーカムシティのDLC『ハーレークィンの復讐』を購入!
消息を絶ったバットマンを探すロビンとしてアーカムシティに身を躍らせます!